「最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと」
マーカス・バッキンガム 著、加賀山 卓朗 訳
「すぐれたリーダーは、よりよい未来に向けて人々を一致団結させる。」
- 私は不満を覚える。現状に満足しない。
- より未来とは何か? その未来に向かって今しなければいけない事は何か?
「普遍的なことを発見して、それを活用する。」
- 死に対する不安 → 安全への要求(→ 組織では、その人の給料など)
- 部外者に対する不安 → 共同体への要(→ 組織内での人間関係、新人/中途入社の時に気をつける)
- 未来に対する不安 → 明確さへの要求(→ 本当かどうか分からないが、未来を指し示す事。カリスマ性。)
- 混沌に対する不安 → 権威への要求 → ? → 分類への要求(→ 人間は物事を分類したがる。 中国/日本、男の部下/女の部下 という分け方をしてしまう。)
- 無価値であることの不安 → 敬意への要求(→ 自己評価と他者評価。組織の中での居場所。名声。 また自分の不安を消してくれる他者の力。)
「すぐれたマネージャーは、部下一人ひとりの特色を発見し、それを有効に活用すること。」
- 最強のチームは相互依存の上に成り立つ。
- ほめる。感謝する。
- 部下にどう動機付けをするか?
- 部下との確認作業をどれぐらいの頻度で行うか?
- 部下を褒める一番の方法は?
- 部下を教育する一番の方法は?
「目の前の課題の難しさについては100%現実的に評価し、それを乗り越える自分の能力については、 非現実的なまでに楽観視している」 という精神状態に、部下を導く。 → 成功を収めた場合は、その人の特色を生かした部分を評価する。
面談 もっとも役に立つ質問
- 強みについて
- ここ3ヶ月で仕事が一番楽しかったのはいつか?
- その時は何をしていたか?
- なぜ、それがそんなに楽しかったのか?
- 弱みについて
- ここ3ヶ月で仕事が一番つらかったのはいつか?
- その時は何をしていたか?
- なぜ、それがそんなにつらかったのか?
- 引き金について
- 今まで一番上手くいったマネージャーとの関係は?
- なぜ上手くいったのか?
- 今までに褒められたり認められたりした中で、一番心に残っているのは?
- なぜそれほど心に残ったか?
- 独自の学習スタイルについて
- これまでの仕事で、一番何かを学んでいると思ったのはいつか?
- なぜ多くを学んだのか?
- あなたにとって一番の学習スタイル(方法)は?
個人の継続的な成功
- 「自分がしたくない事を見つけ出し、それをやめる。」
- 退屈している時
- 満足感が無い場合
- ストレスを感じる場合
- 消耗している場合
- 「継続的な成功とは、可能な限り大きな影響をもっとも長い期間与える事。」
- 人がもっともやる気が出るのは、欠点を修正する時ではない。
- 脳内細胞が「うれしい」「楽しい」という信号を出す時。
- 解決策
- 役割を辞める。
- 役割を微調整する。(自分がやりたくない形から、自分がやりたいと思える形へ、役割側を変える。)
- 正しいパートナーを探す。
- 役割の中で自分の力を引き出す側面を見つける。(「よかった探し」に近い。)
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